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大宮劇場

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A級京都
(京都大宮劇場)(A級京都ミュージック劇場)

〒603-8221 京都市北区紫野下築山町74-2
       (旧大宮通北大路下ル西側)
電話:075-441-9605
アクセス:地下鉄烏丸線 鞍馬口駅から徒歩19分
     市バス大徳寺前バス停から徒歩2分
開館時期:1961年~1976年
Google Map Yahoo! Map Mapion Map (N35.039296 E135.747424 )
(北緯 35°02'21.47" 東経 135°44'50.73")



大徳寺前バス停からの経路


2021年3月現在


2015年3月現在では大宮劇場駐車場


京都市北区東部 1977年(吉田地図)

1961年開館
1976年10月28日閉館

1909年10月31日 - 久榮座として開館
1929年 - 常設活動写真館に業態を変更(映画館化)
1940年前後 - 大宮劇場と改称、実演舞台に戻る
1953年8月 - 映画館に戻る
1961年 - ストリップ劇場に業態を変更
1969年 - A級京都と改称
1976年10月28日 - 閉館、跡地に「大宮劇場駐車場」
 跡地は「アドバンス京都北大路レフィナード」(2022年9月現在)

1909年(明治42年)10月31日、京都府愛宕郡大宮村(のちの京都市上京区、現在は北区域)の旧大宮通北大路下ル西側に芝居小屋久榮座として開館する。
同日、新築落成式が挙行され、四代目實川延之助一座の『夜討曾我』(作河竹黙阿弥)で幕を開けた。
『上京 史蹟と文化』(1992年第3号)には「明治四十一年十一月」とあるが、1909年10月30日付の『京都日出新聞』、同年11月1日付の『大阪朝日新聞京都附録』にそれぞれ開館を報じる記事が掲載されている。
大宮通の一筋西の旧大宮通(大徳寺通)にあるこの場所は、雲林院とも大宮頭とも呼ばれた地域である。
1918年(大正7年)4月1日、大宮村の一部である同地域が上京区に編入されている。
1927年(昭和2年)12月23日付の『大阪朝日新聞京都版』記事によれば、京都府監督課建築係の劇場・活動写真館(映画館)・寄席の建築の調査を行った結果として、同館は「近く改築を要し」と指摘された。
昭和初期に京都の市街地を精力的に紹介した大京都社(姉小路東洞院西入ル)の西村善七郎はその著書の『大京都』において、四条通の御旅町(寺町 - 河原町間)、烏丸通、寺町通(とくに丸太町 - 三条間)、三条通(とくに寺町 - 木屋町間)、河原町通(四条付近)、そして堀川京極(西堀川通の丸太町 - 中立売間)、西陣京極(千本通の中立売 - 今出川間)、七条通(とくに河原町 - 千本間)とならべて、同館が存在した五辻以北の大宮通を挙げている。
同地域には、同館のほか、待鳳館(のちの轟館、1930年前後開館)、西陣帝国館(のちの大宮東宝映画劇場、1920年開館)、西陣座(のちの富貴映画劇場、1902年開館)等が存在した。
1929年(昭和4年)には常設活動写真館に業態を変更(映画館化)した。
当時の同館の経営は寺田富之助の個人経営、支配人は渡邊経市、興行系統は東亜キネマおよび河合映画製作社であった。
1936年(昭和11年)には、松竹キネマの二番館となり、封切館より1週遅れで上映する映画館となった。
1940年(昭和15年)前後に大宮劇場と改称、浪曲等の実演舞台に戻った。
第二次世界大戦中は、東日出夫一座らがしばしば舞台に上がった。
戦後も当初は、実演舞台であった。
1947年(昭和22年)には近衛八重子一座等が出演した記録が残っている。
1953年(昭和28年)8月にはふたたび映画館としての興行を行った。
1955年(昭和30年)9月1日、北区が上京区から分区した。
1961年(昭和36年)、ストリップ劇場に業態を変更した。
この時代の同館は、ダンサーの星かおるが、「特出し」を日本で初めて行ったことで知られた。
1969年(昭和44年)には、「久榮座」をもじってA級京都と改称した。
山城新伍・池玲子が主演し、1975年(昭和50年)5月24日に公開された映画『喜劇 特出しヒモ天国』(監督森崎東、製作東映京都撮影所)では、実名で同館が登場し同館を舞台に物語が展開、ロケーション撮影も行われた。
1976年(昭和51年)8月、閉館した。
跡地は更地にされて、現在は「大宮劇場駐車場」である。
(出典:Wikipedia)
 跡地は「アドバンス京都北大路レフィナード」(2022年9月現在)
 1976年10月28日まで営業していたことが京都新聞の記事で確認されており、閉館日時は1976年10月28日である。(すとなび加筆)


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